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準決勝試合分析
2023/07/13 檜垣葵
こんにちは。回路担当のあおいです。今回は機体の改善点をあぶりだすために準決勝の前半試合分析をしようと思います。
後日他試合の分析も上げようと思います。
準決勝と決勝の試合のライブのアーカイブはこちらから見ることができます。合わせて見ると面白いかもしれません。
準決勝は3試合目で戦って敗北した台湾チームのAPEXとの試合でした。
相手のキックオフで試合がスタートしました。試合開始直後敵フェンスがおそらくライン処理のバグで後ろに下がっていき敵ディフェンスと接触し、味方同士の押し出しで敵ディフェンスがアウト、そして敵オフェンスもそのままアウトしてチャンスが訪れます。そのままこちらのオフェンスが敵ゴール側の角までボールを運んでいきます。しかし角からゴールにボールを入れることが難しくしばらくもたつきます。その後中立点にボールが戻される直前に味方オフェンスのライン処理のバグよってアウトしてしまいます。この時味方ディフェンスには攻める機能が付いておらずダメージ判定を受けてしまいます。そしてニュートラルキックオフです。
キックオフの際、敵側はディフェンス機を故障で一度外に出してのスタートとなりました。キックオフ直後お互いのオフェンスがぶつかり合い横にそれたボールを敵オフェンスが自陣側の角まで押し込んできます。その後味方ディフェンスがアウトを取られてしまい、オフェンス同士の1vs1となります。自陣ゴールの角でボールがもたつきますがボールがゴール前に行ってしまいます。そのまま敵オフェンスがゴールを決めて1点リードされます。
0-1
自身のキックオフです。敵ディフェンスは故障のままスタートとなりました。オフェンス同士の押し合いののち相手側ゴールの角に味方オフェンスによってボールが運ばれます。味方オフェンスのよって角からゴール認識によってゴール側にボールが飛ばされますが反対側の角に行ってしまいゴールにはなりません。敵オフェンスが反対側の角に到着し敵ゴール横でボールの取り合いが発生します。そのままじわじわと敵オフェンスに押されていき、敵オフェンスがボールをホールドしてゴールに向かってきます。しかしこちらのディフェンスが間に合いプッシングを取って敵側ゴールの中立点に運ばれます。お互いのオフェンスがボールに向かっていき、味方オフェンスがボールをゴールに入れようとしますが、敵オフェンスが間に合いボールは敵ゴール側の角に行きます。この角で敵による押し出しで味方オフェンスがコートに戻されます。その後反対側の敵ゴール前の中立点にボールが置かれますがお互いのオフェンスがほぼ同時にボールにたどり着きボールは元の角に戻ります。そのあと敵陣ゴール前の中立点にボールが置かれるあたりで敵オフェンスのライン処理のバグにより敵オフェンスがアウト、敵はすぐにもう一台のほうの機体をコートに戻しますが、戻した直後に味方オフェンスが角からボールをゴール前に持っていきそのまま押し込んでゴール。同点に追いつきました。
1-1
敵ディフェンスは故障のままキックオフでした。オフェンス同士がボールをはじき合いました。その中で味方オフェンスが勢い余って外側の壁にぶつかってしまいアウトしてしまいます。アウトした直後ゴール横から味方ディフェンスがプッシングをとれない形でできオフェンスがゴールを決めます。
1-2
敵ディフェンスは故障のままキックオフです。オフェンス同士がぶつかり合い味方オフェンスがボールをホールドしたまま敵オフェンスを抜けることに成功し、そのまま得点が入りました。
2-2
敵ディフェンスは故障のままキックオフです。ボールはオフェンス同士のぶつかり合いによって味方ゴール側の角に飛ばされます。が、敵オフェンスがライン処理のバグによって後ろに下がっていきそのままアウト。その後味方側ゴール前の中立点にボールが置かれ味方オフェンスがゴールの角までボールを運び、少し角でもたつきましたがボールをホールドしてゴールすることに成功します。
3-2
敵ディフェンスが戻ってきて2vs2のキックオフです。オフェンス同士がぶつかり合いボールは横に飛ばされしばらく横ライン付近で押し合い拮抗します。反対側のライン付近にボールが飛ばされ味方オフェンスが敵のオフェンスを抜けてボールがゴール前に向かいます。が、敵オフェンスに阻まれるなどしてゴールには届きません。ゴール角にボールが運ばれ、そののちにゴール前を通りボールは敵陣ゴール側の反対の角に飛ばされます。その後、敵陣ゴール前の反対側中立点にボールが置かれそのままゴール前にボールが飛ばされ、味方オフェンスが突進しますがゴールとはなりませんでした。真ん中の中立点にボールが置かれ敵オフェンスがボールをホールドして突進してきます。しかし味方ディフェンスがゴールを防ぎそのまま自陣ゴールわきの角にボールが飛ばされます。その後自陣側ゴール前の中立点に置かれたボールを味方オフェンスが、敵ゴール前までボールを運びますが、敵ディフェンスにゴールを阻まれます。その後敵陣ゴール側の角からゴール前にボールを飛ばすことに成功しますが、ボールは真ん中の中立点に置かれます。そして敵オフェンスが自陣ゴール側の角までボールを運び味方オフェンスと押し合いになり敵の押し出しによって味方オフェンスがコート内に戻されます。その直後敵オフェンスがゴールにボールを入れますが味方オフェンスによるプッシング判定によってNoゴールとなります。その後敵陣ゴール前の中立点に置かれたボールに対して味方オフェンスが敵ディフェンスを避ける形でゴールを入れることに成功します。
4-2
オフェンス同士がぶつかり合い横にボールが飛ばされます。じわじわと味方オフェンスが敵陣ゴール側にボールを運んでい、ボールを敵ゴールに押し出しますが、プッシングでNoゴールとなります。ボールが味方側ゴール前の中立点に置かれます。敵オフェンスによりボールがゴール前に運ばれますが、味方ディフェンスが邪魔をしてゴールは入らずに自陣側ゴール前の反対側中立点にボールが置かれます。反対側の角で敵オフェンスがもたつきゴールとはならずに反対側自陣ゴール前の中立点にボールが置かれます。それに対して素早く味方オフェンスがボールをホールドすることに成功します。そのまま敵陣ゴールに向かっていきますが、敵ディフェンスによって守られゴールとはなりませんでした。ボールは敵陣ゴール側の角に飛ばされ味方オフェンスがもたつきライン処理のバグにより味方オフェンスがアウトしてしまいます。その後敵オフェンスによってボールがゴールに運ばれますが、味方ディフェンスがゴールを阻止します。その後自陣ゴール側の角で敵の機体がもたついたのち自陣ゴール前反対側中立点にボールが置かれ、その後自陣ゴール側の角で少し敵オフェンスがもたつきますがゴール横から敵オフェンスがゴールを入れることに成功します。
4-3
オフェンス同士がぶつかりボールが横に飛ばされます。その後味方オフェンスがボールを敵陣ゴール側に飛ばすことに成功します。敵陣ゴール側の角からゴール前にボールを飛ばすことに成功しますが、反対側の角にボールは飛んでいき敵オフェンスとぶつかり合いになり敵陣ゴール側の角にボールが飛ばされます。その直後全く関係ない部分で味方ディフェンスがカメラ処理のバグによってアウトしてしまいます。敵陣ゴール側で少し試合は膠着しました。敵ディフェンスがライン処理のバグによりアウトしたのち、敵オフェンスもアウトして敵による押し出し判定をとれた味方オフェンスのみがコートに残る展開となりました。味方オフェンスは敵陣ゴール側の角で少しもたつきはしましたが、中立点に運ばれたボールをゴールすることに成功します。
5-3
これにて前半終了です。
1試合の前半戦を分析するだけでもラインセンサやカメラ、などの問題も含めて、機体やプログラムの改善点が多く見つかりました。後日メンバーと相談して来年どのような機能を乗せるかなどを紹介した記事をアップロードしますのでお楽しみに。