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電子技術研究部のニュースをご紹介します
ロボカップサッカーのパイオニアにインタビュー
本日、電子技術研究部で初めてロボカップサッカーに出場したOBの方2名が、部室にいらっしゃいました!
この二方がロボカップを始めてくれたおかげで、今の電技研の世界大会優勝があります!
記念に、高校3年生のメンバー2人を合わせた、ロボカップサッカーチーム「Oi_DENGIKEN」の初期メンバーで、記念写真を撮影しました。
↑ロボカップサッカーチーム「Oi_DENGIKEN」の初期メンバー、左から
顧問 | 松本研太先生 |
OB | 鈴木智大先輩 |
OB | 須田晃弘先輩 |
高校3年生 | 河野響 |
高校3年生 | 見崎成 |
顧問 | 岩田亮先生 |
インタビュー
チーム「Oi_DENGIKEN」を立ち上げ、ロボカップサッカーのプロジェクトを開始した須田晃弘先輩に、インタビューを行いました!
ロボカップサッカーを始めた経緯は何ですか?
ロボカップジュニアのレスキュー部門に出場する中で、サッカー部門の白熱した戦いを目の当たりにし、興味を持ったのがきっかけです。
ロボカップの勉強やチームの結成はどのようにしましたか?
まずはメンバーを集める前に、自分でネットで調べて、独学である程度知識を身に着けました。その後、チームの存続も意識して、中学生の後輩2名を含んだ4人チームを結成しました。初年度ということもあり、まずは他のチームの技術を参考にしながら、着実に機体を制作していきました。
ロボカップをやっていて良かったことはなんですか?
「自分で調べてやる」ということがそれ以前はなかったので、そういった意味で、できることが増えたかなと思います。そして、いろいろなことに挑戦できるようになり、「やれば手が届く」ことが分かりました。
今回、現Oi_DENGIKENのメンバーが世界大会で優勝しましたが、今の心境を教えてください
単純に「おめでとう」という気持ちです。そして、自分がやってきたことが、こうやって後輩に着実に引き継がれて、結果を残してくれたことを嬉しく思います。
最後に今後ロボカップを目指す後輩に、メッセージをお願いします
大会は本当に良い経験になるので、とにかく頑張ってほしいなと思います。人を頼るのではなく、まずは自分でやる。まずは自分がやらないと、他人も動かない。なんでも最初は自分で「調べて、調べて、調べて、調べて」、できるというビジョンを見つけてほしいです。
インタビューに答えてくださり、ありがとうございました!
岩田先生のコメント
顧問の岩田先生から、コメントをいただきました。
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もともと,ロボカップレスキュー部門で,現在,筑波大学に進学した花澤くんらのチームが出場しました.ちなみに、この時のチーム名がOi_DENGIKENでした.
http://dengiken.jp/results/robocup-junior-japan-全国大会きっぷ掴む/
私も顧問として,指導する中で,これこそ電技研の大きな取り組みの一つになるなと,大会に出てみて確信しました.
一方,ロボカップサッカー部門では,現在,東京理科大学に通う須田くんらのチームが出場しました.
彼らが残してくれた潮流に,後輩たちが続いてくれていることが,とても嬉しく,まさに部訓の一つである「先輩から後輩へ」を
実現してくれています.
仮説と検証の繰り返しの中,花澤くんらも須田くんらも何度も何度も諦めずに実験をし,
継続は力なりを見事後輩たちが実現してくれました.
開拓者たる先輩たちの背中を見て,育った後輩たちが世界1位という結果をもたらせてくれたことが,
本当に嬉しいと感じています.今の後輩たちもオリジナルな機体を開発し,
世界で戦えるまでに「仮説と検証」の中で,自分自身と戦って欲しいと願っています.
これからもOBやOGたちからも愛されるそんな部活にして欲しいと考えています.