アメリカ留学報告 その3
2023/11/12
目黒 敬久
こんにちは。前回に引き続き、早期推薦、アメリカ留学の模様をお届けします。本日のテーマは、「留学してみて感じたメリット」です。
留学してみて感じたメリット
アーバインコースに留学して感じたメリットを、以下のテーマごとに紹介したいと思います。
1. 英語”を”学習できる
アーバインコースの特徴は、他の留学先と異なり、英語で「英語」の授業を受けることです。そのため、アウトプットとインプットの両方を特訓できます。
科目は、「Speaking & Listening(80分)・Grammar & Writing(80分)・Reading &Vocabulary(50分)」の3つに分けられています。
・Speaking & Listening
Speaking & Listeningでは、とにかく英語を話すことが重要視されています。事あるごとに、他国の留学生とグループを組んで、英語で話し合う機会が設けられます。
お互いにネイティブではないため、コミュニケーションが成立するには、ボキャブラリーの奇跡的な一致が必要ですが、「I mean ~や You mean ~、What dose ○○?」など、お互いに確認を取りながら、上手に意見を共有しあっています。
また、二週間に一回ほど、プレゼンテーションテストがあり、クラスメイトの前で5分程度のスピーチを行います。スピーチは、カンペ禁止、丸暗記非推奨のため、(ある程度土台は作っておきますが)その場で即興で英文を作る必要があります。
日本語の時点で即興トークが苦手な私は、結構苦労しています。
・Grammar & Writing
Grammar & Writingでは、その名の通り、文法学習やライティングを行っています。文法については、日本で大方習ってきたため、そこまで苦労していません。日本語で習ったことを、英語で総復習しているイメージです。
ただ、可算名詞か不可算名詞かなど、細かい部分で忘れていることが多く、欠けた部分を埋めるよい機会になっています。毎週木曜日に確認テストがあります。
一方でWritingは、結構大変です。二週間に一回あるWritingのテストでは、レポート用紙3枚分にも及ぶエッセイを書く必要があります。フォーマットにも厳しく、接続詞や”,”の使い方も、細かく指定されています。初回のテストでは、書き終えることができませんでした。。。
・Reading &Vocabulary
Reading &Vocabularyでは、アメリカで有名な児童小説、「HOLES」を読んでいます。全225ページからなる、非行少年たちが穴を掘る話です。児童小説なはずなのですが、知らない英単語が頻出しており、辞書で調べたり、文脈から予想する必要があるため、読んでてとても疲れます。
ただ、私の先生は、HOLESそっちのけで、面白い無駄話に時間を割いてくれるため、授業は結構楽しいです(確認テストはあるため、その分家で勉強する必要があります。。。)。
また、HOLESに出現する英単語について、シラブル(音節)とアクセントの確認が行われます。日本では、それらが授業で扱われなかったため、感覚を掴むまでに結構時間がかかりました。
2. コミュニケーション力が鍛えられる
以前も少し触れたのですが、周りにいる留学生は、日本人含め大学生ばかりです。その中で、上手にコミュニケーションをとって、やっていく必要があります。
日本では、6年間一緒にいる、気の知れた仲間と過ごしていましたが、ここでは全員が他人です。大学入学前に、こういった経験ができるのは、大学入学後の大きな糧になると思います。
3. 様々な文化を学べる
様々な文化を学べるのも、アーバインコースの一つのメリットです。アメリカの文化はもちろんですが、クラスメイトの留学生には、中国・韓国・台湾・クウェートなど、様々なルーツを持った人たちがいます。
彼らとのコミュニケーションの中で、お互いの文化や環境の違いを知ることができます。また面白いのは、会話をしなくとも、一緒に授業を受けているだけで、お互いの文化がわかったりもします。
日本という国が世界からどう見られているのかも興味深いです。クラスメイトのクウェート人は、私たちが知らないほどマニアックな日本アニメを、たくさん紹介してくれました。
アーバインコースには、このように他のコースにはないメリットがたくさんあります。ぜひ早期推薦で留学する際は、アーバインを選んでみてください!
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