向こうではなく，こっち．

コンテストやさまざまな大会で勝ちたいと，君たちはいう．

君たちは負けると，「向こうが強すぎた」という．

僕は思う，「こっちの実力がなかったんだ」と．

努力が結果を生むんだ，と実感したものは強い．

ロボカップで世界トップを取る前から，勝ちたいと必死にやってきた大学生の須田先輩や鈴木先輩，

そして，世界一をとった現在，高３の見崎くんや河野君には，言い続けて来た言葉である．

もちろん，阪東前部長はじめ凛久・龍心・目黒とWEBコンで全国制覇したメンバーには

耳にタコができるほど言ったと思う．実際，高３の成績は圧倒的だった．

勝ちたい，結果を出したい，と思うのであれば，以下のメッセージを贈る．

この高校３年生を６年間，顧問として担任として見てきて，はっきりと言えることがある．

日々の学習，学習習慣，確かな基礎学力，考査の結果にコミットした学習計画と行動．

この小さな積み重ねと自分自身への自信を構築していく．

自立と自走を目指し，自分で考えられ，自分で決断でき，自分で行動できる人こそ，

社会で求められている人材．大学生になったらできるわけじゃない．

こうやってみて勉強してみたら，こういう結果がでた，という達成感と反省．

どこに目標を置き，その目標のために，どのようなプロセスを構築するのか？

電技研は，文部（武）両道を目指す．