アメリカポートランド留学報告 その1
2024/10/28
八木俊典
こんにちは。前年度部長を務めました、高校3年生の八木です。今はアメリカのポートランドに約13週間留学をしています。今回は、以下の項目に分けて掲載いたしますので、是非最後までご覧ください。
後日、学校の生活や休日の様子などより具体的な内容を掲載していく予定ですので、そちらも楽しみにしていてください!!
いよいよ出発!
8月29日、ついにこの時がやって来ました…18年間両親の家で過ごしていた当たり前の生活から3か月も離れるなんて…そんな思いで空港へ向かいました。この日は両親が空港まで送ってくれました。
この日は友達が受験勉強で忙しい中、わざわざ見送りに来てくれました。本当に感謝でしかないですね。日本を旅立つということもあり、一緒に楽しく会話をしながら牛タン定食を頂きました。とてもおいしかったです。
この後、ついに離陸の時が来て、家族や友人に見送られながら母国を離れました…顔が見えなくなるまで手を振った後、思わず涙が出てしまいました(本当です)。
機内食です。時差ということもあり食欲が出ないときもありましたが、食べたらどんどん食欲が出るくらいおいしかったです。
シアトルの空港に到着。昔は羽田→ポートランドの直行便もあったそうですが、私が行ったときはシアトルで乗り換えでした。シアトルといえば、中3のときに本来なら行くはずだった海外教育旅行が、新型コロナウイルスの影響で中止になってしまったことを思い出しますね。マイクロソフトの本社にも行ってみたかったです…
到着!
ポートランドの空港は写真がないので、また帰国のときにお見せしたいと思います。到着後、留学の担当の方に連れられて3ヶ月弱通う学校(Portland Adventist Academy)に行き、簡単な学校の紹介をされたあと、ホストファミリーの家に行きました。
ちなみに、もう1人同じ学校の人は同じ電技研部員で、大学に提出するレポートを書くときに一緒に大学に行った仲間でもあるのでとても心強いです。
留学で大変だと感じたこと
大きく分けて
- 英語で伝えること
- 現地の人の会話を聞き取ること
- 生活の慣れ
- ホームシックになってしまうこと
の4つになります。それぞれの具体的な内容についてお伝えします。
1つ目は英語で伝えることです。定期考査で勉強した単語も、いざ話すときになるとなかなか思い出せずにどうやって伝えればよいか苦戦しました。ホストファミリーに伝えようとすると時間がかかってしまうこともよくあり、たびたび申し訳ないと思うばかりです。
ただ、意外と単語だけでも伝わるときはあるので、なんとか頑張って会話はできています。単語テストや定期考査で勉強した単語は必ず活きていくと感じたので、勉強をしておいて損はないです!!
2つ目は会話を聞き取ることです。アメリカでは、スペイン語を母国語としている割合が約13%いるそうで、ホストファミリー間では基本的にスペイン語で会話をしています。私と話すときだけ英語になりますが、結構ゆっくり話してくれるので問題なく聞き取れています。
アメリカの母国語の割合→https://en.wikipedia.org/wiki/Languages_of_the_United_States
ただ、学校の友達と話すときはもちろん英語です。とにかく早口!学校やその他の試験で聞くリスニングと比べ物にならないくらい早く話す人もいるので、何回も聞き直したりします。幸い現地の学生はみんな優しく接してくれるので、もし聞き取れなかったときでも聞き直せばもう1回話してくれます。
本人許可済
3つ目は生活の慣れです。1日の生活については後日具体的にお伝えしますが、食生活、洗濯、お風呂など、あらゆるところで私の家族の生活と異なるところがたくさんあると思いました。
今まで当たり前のように口にしていた和食も留学期間中は全く食べることもなく、ホストファミリーがメキシカンということもあり、よくメキシコ料理を作ってくれます。とても和食が恋しいです(笑)。
アメリカでは洗濯物を干すことがほとんどないので、天気に関係なく乾燥機を使っています。またホストファミリーの家庭では、洗濯も人数分をいっぺんにするのではなく、個人がしたいときにする形になっています。
また、アメリカでは季節関係なく湯船に浸からずにシャワーで済ませてしまう家庭が多いので、私も毎日シャワーのみです。私が生活している地域は10月の後半になると朝が5℃近くまで下がることもあるので、お風呂に入りたくて仕方がありません。朝も極寒です。
4つ目はホームシックになってしまうことです。特に留学が始まってから間もない頃は、慣れない環境と生活でとにかく家に帰りたいと思うばかりでした。早く元の生活に戻らないかな…お父さんとお母さんに会えないかな…寝る前はずっとそのことばかりを考えていました。
ときどき夢では帰国した後の自分の様子が出てくることもあるほどです。でも今は段々と慣れてきて留学生活も楽しく感じるので、前ほどではなくなりました。
ギャラリー
到着までの写真をお届けします。