ほうじ茶を飲みながら職人の皆様に言われたこと

ああだ，こうだ，と言って何も進まないよりも

まずは，仮説を立てて，設計をして，材料を選定し，加工し組み立て欲しい．

あれだけ綿密にスケジュール管理をし，概念設計から詳細設計を施し

プロトタイプを製作して，構造から大きさも確認したのにも関わらず，

うまくいかない．

こんなこと，企業ではたくさんあります．

作ってみるからこそ，仮説の段階ではわからなかったことが明らかになり，

カタチにするためのプロセスからたくさんのことを学びます．

みんなの中には，１回コケたりしたくらいで，もうだめだ！と思っている人も

多く見受けられますが，勘弁して下さい，このコケたことが成果なのです．

次は，加減も，組み立の順序も，スケジュール管理も，最初よりもスムーズに

いく筈です．モニター内での空論と実機製作は別物です．

あきらめたところがゴール．

考えて，考えて，考えて，考えてもダメなら，手を動かせ．

手を動かしてもダメなら，足を動かせ，と．

僕が，以前，ほうじ茶を飲みながら，よく職人の皆様に言われたことです．