3月26日に行われた第3回 全国高等学校AIアスリート選手権大会 「シンギュラリティバトルクエスト2022」AIQuest 決勝大会で電子技術研究部のチーム「電技研」が優勝しました！

電技研は地区予選とブロック代表選考を勝ち進んだ後、この決勝大会に出場しました。

大会概要

この大会は未来を創造する素質者・能力者として、総合的なAI/ICTのスキルを磨き上げた「AIアスリート」となる高校生を育成・発掘し、その頂点を決める競技大会です。

そして電技研が出場したAI Questは構築したAIモデルの予測精度や速度を競う競技です。

競技内容

今回のAI Questの競技はAIじゃんけんを行いました。自分で作ったAIモデルが与えられた画像（グー、チョキ、パー）を正しく認識できるか、そしてAIモデルの処理速度を競いました。AIモデルの作成は、学習用の画像データの収集からAIモデルの学習まで行いました。電技研は画像収集のために計3000枚の写真を自力で集めました。また転移学習を行ったり学習率やバッチサイズの調整をして、汎用性を上げるなど工夫しました。その結果、決勝大会でも誤認識をすることなく高いスコアを取ることができました。

メンバー

高校2年生

杉本結音

感想

ずっと優勝したかった大会で、全国優勝することができてとても嬉しいです！

画像収集に時間がかかったり、あまり精度が出ないこともありすごく大変でしたが、画像をさらに収集したり、ハイパーパラメータなどを調節した結果、最後精度の良いモデルを作ることができて良かったです。

全国のいろんなAIアスリートと交流することができたことも良かったです。たくさん学ぶことがありました。