“かわいいキャラ”研究で電技研部員が学会発表!!!

先日”ニュースページ”でお伝えした通り、電子技術研究部の高校生部員が、3月25日～26日に行われる第17回日本感性工学会春季大会にて、学会発表をすることになりました!!!

高校生による学会発表は、全国でもほとんど類を見ません。

今回の記事では、そんな、”異例の抜粋”とも言える高校生部員たちに、どんな研究を行ってきたのか取材しました。

メンバー

リーダー	高校3年	大塚卓柾
メンバー	高校3年	片山優
メンバー	高校3年	佐藤大生
メンバー	高校3年	田子依美里

取材

ズバリ!、研究のテーマはなんですか？

“「かわいいキャラ」における重要属性の評価”です．

大塚卓柾

具体的にどのようなことをしたのですか？

「かわいいキャラ」のかわいい要素であるヘアアクセサリー，服装などの属性を発見するためのデータセット作成し，そのデータセットでGoogle　Formにてアンケート作成をしました．このアンケートを芝浦工業大学附属中学高等学校の中高の女子生徒達に行いました．このアンケート結果より1位を４点，２位を３点，３位を２点，４位を１点としてスコア付けを行い，グラフ化をした．また，グラフに標準偏差と有意差を示しより分かりやすくし，完成したグラフをもとに考察を行いました．

大塚卓柾

この研究の目的は何ですか？

「かわいいキャラ」のかわいいという要素において女性がどこに注目をしているのかを明確にすること．そして，女性が「かわいいキャラ」のかわいいをどの部分に注目しているのかを明確し，将来的にキャラクター制作において役立つものとすることです．

大塚卓柾

研究経緯を教えてください

研究概要：Pythonに含まれるGANに興味を抱き，キャラクタービジネス市場の記事を読んだところ，キャラクター起用が増加傾向にあることを知り，キャラ作成を行おうとしました．しかし，コード作成の難しさの壁に当たり活動が停滞してしまいます．その時，芝浦工業大学の菅谷みどり教授より「かわいいキャラ」の研究のお話を頂きました．その話をもとに，私たちは「かわいい」の需要を調べ，数多くの論文を読んだところ研究の多くは概念や日用品に関するものでした．そこで，私達はもともと活動内容に含まれていた「キャラ作成」と過去から現在まで需要がある「かわいい」を組み合わせた「かわいいキャラ」の研究を行い，キャラの特徴を評価しようと考えました．

大塚卓柾

ギャラリー

先日行われた、発表練習にお邪魔しました。顧問の岩田先生から、発表に向けたアドバイスを頂いていました。