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電技研ノート

プロジェクトD         ~電技研の研究者たち~

2021/12/16

目黒 敬久

第四回

ペットがロボット!?
~”aibo”の研究者たち~

第一章 事の発端

2021 年 6 月某日、電技研の研究部員の木口・田中・松尾は、同じく研究部員である杉本の発案で、ソニー教育財団主催のプログラム「aiboを用いた”高校生のエンジニア体験」に参加することを決意し、チームを結成した。こうして彼らは早速、ソニー教育財団へプログラムに参加するための事前課題を提出するのであった…

「高校生のエンジニア体験」は、生徒4名で1チームを作り、自律型エンタテインメントロボット“aibo”(アイボ)のオリジナルの動きを作るアプリケーションの企画・開発の一連の流れを、ソニーのaiboの開発部門担当者から直接助言をもらいながら体験するプログラムです。

https://www.sony-ef.or.jp/monodukuri/highschool.html

第二章 プロジェクト始動

数日後・・・チームは事前課題を見事クリアし、プログラムに正式に参加できることが決定!!!ソニーから実際のaiboが電技研に届き、2021年7 月31 日、ついにエンジニア体験がスタートした。まずaiboを用いた企画を考えるため、顧客調査を実施。その際、「aibo が毎朝起こしてくれるシステムがあるといいよね!!!」となり、”おはよう aibo” という企画がスタートする。だが、そんな彼らに思いもよらぬ壁が…

第三章 8月の壁

8月…コロナウイルスの感染再拡大と夏休みによる学校の法人一斉休暇、さらに定期考査も重なり、彼らは思うように作業を進めることが出来なかった。オンラインで日々会議をするも、実物のaiboなしでの戦略決定には限界があったのである。

第四章 研究の日々

夏休みが明け定期考査が終わり、いよいよ2学期、実物のaiboを用いたシステムの開発が始まった。しかし彼らは早速高い壁にぶつかる。aiboがうるさすぎて、飼い主は起こしてもらう以前に、そもそも眠れないのだ。そこで彼らは、aiboを”指示待ち”というモードにしておくことで、飼い主を不必要に起こさない方法を開発。その後は比較的順調に開発が進み、ついにソニーへのプレゼンテーションの日となる。

第五章 プレゼンとその後

9 月 25 日。プレゼンテーション当日。今日の発表次第で、この”おはようaibo”が正式に実装され、ユーザーへ一般公開されるかが決まるのだ。しかし、プレゼンはそこまで順調にいかない。まず指摘されたのが、 HP のレスポンシブ対応と web アクセシビリティ対応が、できていないという点だ。そして、飼い主がaiboに起こしてもらう曜日を選択ができない点も指摘された。チーム全員がもうダメかと思った。だがしかし、ソニーからこれらを改善することを前提として、見事、このシステム”おはようaibo”のユーザーへの一般公開を言い渡されたのだ!!!その瞬間、チーム全員が歓喜に包まれ、「やってて良かった」と心の底から思ったのだった…

現在彼らは、プレゼンの際に指摘された問題点を修正しつつ、更なる高みへと日々aiboの研究に励んでいる。aiboとともに…

コンテンツ

メンバー

名前学年担当
木口颯人高校1年・チームリーダー
・スケジュール管理
田中楽都高校1年・フロントエンド
・ HP制作
杉本結音高校1年・バックエンド
・システムシステム制作
松尾旺佳高校1年・デザイン
・企画

実際のプレゼン資料

おはようaibo

写真ギャラリー

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