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電技研ノート

先輩から後輩へ~ロボカップジュニアレスキュー編~

2023/02/17

亀井達朗

9月17日、電技研のロボカップジュニアレスキューメンバーと、現在大学1年生の杉山先輩で、座談会を行いました。

参加者(敬称略)

OB大学一年杉山太優
現メンバー高校一年亀井達朗
中学二年清水蒼太、西牧幸隆
中学一年佐藤蓮人

ロボカップとは

ロボカップとは、自立移動型ロボットによる競技会で、ロボットによるサッカー競技「ロボカップサッカー」や災害現場江尾テーマに人命救助を行う「ロボカップレスキュー」、日常生活の場での人間との共同作業を追求する「ロボカップ@ホーム」や物流,倉庫管理システムを題材とした「ロボカップインダストリアル」、子供たちのリーグ「ロボカップジュニア」の五つの分野があります。

ロボカップレスキュー(ロボカップジュニアレスキュー)

ロボカップレスキュー(ロボカップジュニアレスキュー)は二つの部門、決められたラインに沿ってロボットが移動する「ライントレース」と、迷路の中を進む「メイズ」があります。私たちは、ロボカップジュニアレスキューのライントレース部門に出場しています。

ロボカップジュニアレスキューライントレース部門

ロボカップジュニアレスキューライントレース部門は、フィールドの障害物を避けながらラインをトレースし、救出コーナーで素早く見つけて被災者を救助する部門です。

杉山先輩とロボカップジュニアレスキュー

今回の座談会でお越ししていただいた先輩は、ロボカップジュニアレスキューの大会で、東東京ノード(予選会)と関東大会に出場し、全国大会へ行くはずでしたが、新型コロナウイルスの影響で大会が中止に…

正直惜しいですが、コロナの流行りたての年だったこともあり致し方ないです。

ちょうど電技研内で初めてのロボカップに出場したのが今回来ていただいた杉山先輩の代だと記憶しております。

<<杉山先輩と、ロボカップレスキューの現メンバー>>

ロボカップジュニアレスキューでの座談会では、お越しいただいた杉山先輩の代のロボカップジュニアレスキューの機体の様子やプログラム、大会当時の出来事や失敗談など様々なことを教えていただきました。

その内容を下記にまとめてみました。

インタビュー

現メンバーが杉山先輩にいろいろな質問を行いました。

まず、ロボカップジュニアレスキューの現メンバーである私たちは、このようなことを質問しました

現メンバー「当時の機体はどのようなものでしたか?」

OB「機体の本体にはNXTを使用し、Arduinoを附属させて使用していました。」

現メンバー「Arduinoで何をしていたのですか?」

OB「NXTでは足りない分のセンサー類の処理をしていました。」

現メンバー「回路関係で気を付けたほうがいいようなところはありますか?」

OB「カラーセンサーは機体全体の回転軸よりも前方にあったほうが良いです。理由としては、プログラムが大変になるということや、ライントレースの正確性が上がるからです。」

現メンバー「理由としては、やはり、ライントレースのしやすさとかの理由ですか?」

OB「そうですね。」

現メンバー「プログラムする際の気を付けたことなどはありますか?」

OB「自分はプログラム担当ではないのでわからないのですが、
どこにどのプログラムがあるかは分かりやすくした方がいいと思います。また、機体ができるまでプログラムはできないと考えがちですが、機体に乗せるセンサー類の制御を正確に行うことはできるので、そこからやってみたほうがいいと思います。」

現メンバー「大学は大変ですか?」

OB「とても忙しいです。でも、楽しいです。」

座談会を経て感じたこと

今回の座談会を通じて、部活内で話せる最高学年である高校二年生(高校三年生)だけでなく、卒業した先輩方との交流は、自分たちの成長にとってとても大切なものだと感じました。

座談会では、代々受け継がれてきたもの以上の出来事や知恵、経験などを知ることができます。その結果、私たちの代まで受け継がれてきた技術や知識を大会で生かすことができるようになります。

大会に出るにあたって一番大事といってもいいほど重要なのは情報です。このような座談会があることによって大会に関する情報が増え、より大会へ向けて踏み込めるような状態が出来上がると考えています。

お越しいただいた杉山先輩、今回の座談会ありがとうございました。

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