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電技研ノート

MONOZUKURI! 機材紹介

2020/12/01

大石 陸斗

共同企画・編集: めんとす

電子技術研究部にはモノづくりを部員が全力で行えるよう3Dプリンターを7台導入しています。7台ありますが、活動中は常にロボット技術室内に動作音が響き渡っています。今回は3Dプリンターのヘビーユーザーさんに取材し、どのような利点があるかなどを聞きました!

取材先 : ロボコン企画
高校2年生 花澤君、中学3年生 坂東君、河野君
▲レイアウトも変更し、ロボット技術室内に3Dプリンターコーナーを設置した

Q1. 3Dプリンターが来てよかったと思ったことは?

色々あるのですが、やはりオリジナル作品を簡単に造形することができることですね。あんまり手に入らない部品や、この世に存在しない形の部品なども、自分達で作成することで簡単に手に入れることができます。
あと、他の人や部活にうちには3Dプリンターがあるんだよって自慢できるっていうのもありますねww

Q2.3Dプリンターが来たことにより、できるようになったことは?

あー。この質問はナンセンスですね。
僕が思うに3Dプリンターっていうのは、モノを作る手段であり目的ではないんですよ。もちろん3Dプリンターを導入することによりできるようになったことや創造の幅は広がりましたが、あくまでも考えて、設計するのは僕たち人間ですから。

Q3.3Dプリンターに関する思い出は?

今ある、一番大きい3Dプリンターが届いた週のことなんですけれども、ノズルが詰まってしまったので、修理しようとしたら壊しそうになったのですよね。今自分は○○万円のものを修理しているんだって思うと緊張して身が引き締まる思いになります。

▲大型の3Dプリンターは定期的なメンテナンスも欠かせない

あと、3Dプリンターって造形するのに結構時間がかかったりするので、たいてい大きい部品を印刷する場合は学校から帰る際に印刷を開始して、次の日の朝に完成しているっていうことが多いんです。だから、朝来るとき、「できてるかな?」ってなって、学校に来るのが楽しみになったりしますw

Q4.3人からのコメント

▲今回話を聞いた、左から花澤君、坂東君、河野君

電子技術研究部は近年すごく活発な部活になってきています。様々な機械を導入したというのもありますが、部員の興味分野も広がってきているので、部活全体として活動の幅が広がってきています!ぜひ、その波に乗ってください

▲最近は電子工作のキットや金属などを加工できるCNCフライス盤なども導入された

3Dプリンター担当者の河野君にさらに聞いてみた

初めて3Dプリンターを使ったのは?

僕が初めて3Dプリンターを使ったのは、昨年の夏休み後です。当時2019年度のロボカップジュニアのサッカー部門に参加したくて使い始めました。
その時、ロボットのオムニ(タイヤ)を作りました。それからは、主にロボットの部品・パーツを作成するために使用しています

3Dプリンターで作れるもの・作れないものを教えてください

電子技術研究部にある3Dプリンターは積層型のものです。積層型のプリンターは下からフィラメントを溶かして積み重ねていくので、宙に浮いている部分が多い部品や、小さく複雑なもの、高度に精度が求められる部品などは作成するのが難しいです。
僕たちは、ロボットのボディーやパーツなどを作成するのに使っていますが、小さくて比較的簡単なパーツを作成するのは3Dプリンターの得意とするところだと思います。

▲松本先生のキーホルダーも電子技術研究部の3Dプリンターで作成した

今後の3Dプリンターに関する計画を教えてください

先ほども言った通り今ある3Dプリンターはすべて積層型です。特殊な液体に光を照射して固めることにより積層していく、光造形型のプリンターや、ノズルが2個あり複数のフィラメントを使ってオブジェクトを形成することができるプリンターなどが欲しいです。
また、今あるプリンターのうち一台を製作用ではなく実験用として使用し、金属のフィラメントなど今まで使ったことがないものを使ったモノづくりにあてたいと思っています。

▲今後導入する3Dプリンターに関して顧問と議論する河野君がいた

本当に、ものつくりを!

今月12月は電子技術研究部の3Dプリンターなどに関してご覧いただきました。パソコン上のバーチャルでの研究のみならず、実態のある「もの」つくりにも全力で取り組めるよう、電子技術研究部は今後も進化していきます。

ご覧いただきましてありがとうございました!

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