先輩から後輩へ
~シンギュラリティバトルクエスト編~
2023/01/01
杉本結音
9月17日、電技研のOBが来てくださいました。今、大学1年生の先輩3人に話を伺いました。
先輩方は2020年に開催されたシンギュラリティバトルクエストという大会で優勝されました。シンギュラリティバトルクエストとは「未来を創造する素質者・能力者として、総合的なAI/ICTのスキルを磨き上げた「AIアスリート」となる高校生を育成・発掘し、その頂点を決める競技大会」です。
↓その当時の記事です。 ↓シンギュラリティバトルクエストの公式ホームページです。
参加した生徒とOBのみなさん
OB:
大塚卓柾 | 佐藤大生 | 片山 優 |
在校生徒:
杉本結音 | 清水歓音 | 本木 輝 |
OBから在校生へメッセージ
佐藤先輩:基本的には楽観的に、友達が関わるグループワークなどでは真面目に取り組むようにしましょう。
大塚先輩:グループワークを大切にして、将来のために経験を養って、高校生のうちにいろんなことに挑戦して、自分が興味を持てないことを明確にして、大学選びをしましょう。
片山先輩:学年が上がるにつれて、やっていく内容とかも難しくなるが、自分を信じて頑張ってほしいです。
電技研での思い出
佐藤先輩:菅谷先生との研究、シンギュラリティバトルクエスト、BBC、WRO、レゴです。
大塚先輩:菅谷先生との研究、シンギュラリティバトルクエスト、BBC、WRO、レゴです。
片山先輩:レゴ体験課、機体作成中心からプログラミング中心へ方向転換です。
プロジェクトに関するアドバイス
佐藤先輩:自分のことだけ見るのではなく、ほかのみんなが何をやっているかあを見て、負担を均等にするようにしましょう。
大塚先輩:計画を立てる、役割分担は初めのうちに、リーダーを決め、その人が周りを見て役割分担し、それ以外はリーダーをサポートしましょう。
片山先輩:努力、感謝、笑顔、謙虚さ。リーダーだから任せっきりではなく、リーダーに積極的に聞いたりしてサポートしましょう。
シンギュラリティバトルの取り組み方
佐藤先輩:授業動画を見て勉強していた。特にテスト後の追い込みをがんばりました。
大塚先輩:最初は誰にも聞かずに努力して行けるところまで行く。
そして、友人にアドバイスをもらい、工夫して、顧問の先生などに聞いて、最終的に自分で考えてよいものを作るというスタンスで行いました。
期間が短い。いかに短い期間内でいいものを作るかをその場で考えていきました。
片山先輩:初期は個人の努力度の差が大きかったです。
シンギュラリティバトルの感想
佐藤先輩:やってみて本当によかったと思った。大会に参加して様々な経験をすることができ、またほかのチームやチーム内のメンバーから刺激を受けることができました。
大塚先輩:新鮮味はあって、AI系の大会が出てきてうれしいのと、チームでできたのがうれしく、かつ優勝できたのもうれしかったです。
シンギュラリティバトルのアドバイス
佐藤先輩:学業も忙しいと思うので、部活の時間だけは大会のことにまじめに取り組んだほうがいいと思います。
大塚先輩:出れるなら出たほうがいいと思います。直接企業から教えてもらえてそういう大会がなかなかないです。また、内容的にもこのレベルの大会はなかなかないです。将来性のある大会だから、知識を得て、失敗を経験しましょう。
片山先輩:相談に乗ってあげる。マネージャーだから関われないではなく、何ができるか考えてふるまうようにしましょう。
将来について
佐藤先輩:IoTに興味があるので、社会にAIを取り組んで生活を豊かにしたいです。
大塚先輩:大学院にいき、研究。研究に対する支援が少ないが、脳に関する研究をメインでやっていきたいです。
片山先輩:MR(医療情報担当者)になり、自分が勤めている会社の薬をほかの病院に提供したいです。
電技研にいて役立ったこと
佐藤先輩:プログラミングにとっかかり安かったです。
大塚先輩:インターンに電技研の活動が役に立っています。
片山先輩:資料作成の時に有利。それで成績も上がります。wordなど基礎的な内容は大学でもよく使います。
最後にOBから
迷うぐらいなら何でもやっておいた方がいいです。中学生や高校生は失敗できる時期だから、今のうちにたくさん挑戦して、今のうちにやっておいた方がいいです。「やらない後悔よりやる後悔」
在校生の感想
本木輝:これまでの活動を振り返り、活動への取り組み方を改めて見直す機会となりました。仲間の大切さを改めて感じました。
杉本結音:今後どのような研究を進めていくか考え直すきっかけとなりました。たくさんのことに挑戦していきたいと思いました。
清水歓音:初めてのことが多く挑戦の大会でした。結果は振るわなかったですが、良い経験になりました。