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電子技術研究部のニュースをご紹介します
電技研の顔認証出席システム開発者!?!?
高校1年生の烏田です!
電技研の “顔認証で出席できるシステム” を開発した中学2年生の影山くんを取材しました。
出席システムって?
出席システムとは、電技研の中で「自分の研究に熱意がある人」や「部活や社会に貢献したい人」を出席日数として可視化するためにできたシステムです!
従来の出席システムは、「部員の生徒証のバーコードを読み取る方法」と「生徒番号を手入力する方法」で運用されていました。
しかし、従来のシステムにはいくつか問題点がありました。特に、「生徒証を出席のためにいちいち出すのがめんどくさい!」という意見が出たり、「生徒番号を別の人が変わりに入力する」というような不正が頻発していました。
このような意見から、顔認証システムは作られました。
このシステムの最大の特徴は最短0.1秒で出席できる点です!カメラの前に立つと、一瞬で出席できます。


日頃の研究内容
制作
影山くんはPythonでAIを使ってシステムを制作していました。AIに部員の顔を読み込ませて、この方法を実現したそうです。


先輩と何度も相談を重ねて、システムをグレードアップさせていました。
実証実験
システムが開発されてからは、毎日ミーティングの後に顔認証の実証実験を行っています。
実験の参加者の部員は、事前にシステムに顔写真を読み込んでいます。
影山くんは部員全体にアンケートを配信したり、システムに不具合が起こらないように見守っていました。
システムは70%程度完成していて、パスワードや顔写真の流出防止のためのセキュリティ向上を研究しているそうです。また、先日から全部員での運用が開始されました!
インタビュー
影山くんにシステムについて4つの質問をしました。
このシステムで特にこだわった機能はなんですか?
顔認証は、出席できるスピードと必ず本人を出席させる精度の2つが重要になってきます。その2点の両立をするために試行錯誤を重ねました!
このシステム制作で一番苦労したことはなんですか?
今回は、今まで1度も使ったことがない「Ubuntu」を使用しました。Ubuntuでの、顔写真を保存させるファイルサーバーの構築がこのシステム開発で一番苦労したところです。
これから追加したい機能はありますか?
現在の顔認証システムだと、毎日手動でやらなければいけないところができてしまっています。これからはその動きを自動化していきたいです!
最後に意気込みを教えて下さい!
卒業するまでの5年間、出席システムを整備し続けます!
最後に
今回は出席システムの開発者である中学2年生の影山くんに取材しました。
出席システムのような部活全体に関わるものを作ると、部訓である「研究と貢献」を達成することにつながります。私ももっと、部活のためになるものづくりをやりたいと思いました。
部員の皆さんも、現在の研究を芝生祭に生かしたり、地域貢献をしたりできるように一生懸命活動していきましょう!!