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電子技術研究部のニュースをご紹介します
密着取材!政田さんの1日
こんにちは。中学3年、電技研広報課の守田向輝です。
今回は電技研の1日密着取材として、ロボカップで世界大会にも出場された、政田さんの部活について1日密着取材をさせていただきました!
政田さんの経歴、ロボカップサッカーについて
政田さんの経歴について詳しく触れさせていただきます!
その前に、ロボカップサッカーとは一体何かと言うと
大まかなルールは通常のサッカーと同じで、自立型の2台のロボットを創り上げ、点数の高さを競い合う競技となっております。
政田さんは電技研のロボカップサッカーの企画内のOi_dengikenというチームにて、2023年度,2024年度の2度も世界大会に出場しておりそれぞれ優勝、7位というかなりの好成績を残しているとても優秀な方です!
政田さんの1日密着取材!
今回取材させていただいた日のタスクは主に2つあり、「自チームの機体の作成」そして「技術を自分たちから後輩へ継承する」

↑ロボカップの機体となる部品の3Dモデルを作成中。ここで作成したデータを電技研の3Dプリンターで印刷し、組み立てを行います!


実際に政田さんの後輩たちも、先輩から教わった技術を活かし、メンバー内で話し合ってプログラムを組んだり、基板の設計、更に知識を深めるために政田さん方にお話を聞いていたりしました!
政田さんへのQ&A
なぜロボカップサッカーに入ったのか
電技研に入っていなかったときに電技研の先輩からロボカップをやらないかと誘われ、ロボットを作れる人になりたいと思ったため電技研に入りこの企画に参加しました。
普段の1日のスケジュール
ロボカップでは完全に役割分担をして活動をしているため1日ごとの決まったスケジュールは特にありませんが、部活開始時にチーム内で情報共有を行ったり、スケジュールの確認などのミーティングを定期的に行い、その後の残り時間で各々のタスクに取り組んでいます。
今まで最も嬉しかった事、挫折したこと
嬉しかったこと
世界大会で優勝できたことです。自分の作ったプログラムで世界大会に参加し優勝できたことがとてもうれしかったです。
挫折したこと
自分の実力不足により、世界大会当日に機体が故障し、メンバーやメンターに迷惑をかけてしまったことです。このときは、設備の整っていない場所でどう対処すればよいのか、自分のせいで試合に全く出られなくなってしまうのではないかと、精神的に非常に辛い状況でした。しかし、メンバーや先生の助けを借り、現地で調達できるもので応急処置を行った結果、機体を動かすことができました。もちろん、何の不具合もないのが理想ですが、発想次第でその場にあるもので対処できることを学び、非常に良い経験となりました。
取材を終えて
前々から政田さんの活躍ぶり、ロボカップサッカーの実績の強さについてはミーティングや風の便りで聞いていたのですが、実際にプログラムのコードを組んだり、他メンバーと協力して検証、そしてその技術を後輩へ伝授している活動風景を目の当たりにして、やはり想像を超えてくる凄さというのが大きく感じられました!
政田さん、この度は取材のご協力ありがとうございました!