2024 Play Back!
2025/03/01
弓削勇人
最初に
こんにちは広報課の弓削です。もう少しで2025年度となり新しい年度が訪れます。
今年の電技研のテーマは「積極的に行動していく」でしたが、それを達成することはできていたでしょうか?
そこで、この2024年度の電技研をまとめていきます。
4月
新入生に向けて、新しいスタート
4月では主に新入生のために向けた行事やイベントが多かったです。私自身も、この時は参加する側でしたが、電技研の雰囲気やできることなどについて楽しくわかりやすく理解できました。
新入部員に向けての説明会
4/15,17,18に新入部員に向けての説明会を行いました。各企画で何をやっているのかを部室に展示し新入生にもわかりやすく自分たちの企画を紹介していました。





新入生に向けての体験会
また、4/21,22,24には新入生に向けて自分たちの企画の体験会を行い、電技研について深く知ってもらいました。
二足歩行ロボット、レゴ、動画編集、Blender、Unityの企画ごとがそれぞれ体験会や講座を実施し参加者に楽しんでもらいました。






5月
今年度初めてのレクリエーション
様々な懇親会を行うことによって、電技研内に雰囲気や先輩、後輩などについて知ることができました。
オンライン部活
5/2にオンライン部活を開催しました。オンライン部活では、文化祭に向けてどのような企画を出すのかについて考えました。また、Kahoot!(クイズ大会をオンライン上でできるゲーム)を行いました。


今年度第一回の懇親会
5/27に第一回懇親会を開催し、課長・副課長の紹介や各課の業務説明、レクリエーションを行いました。


6月
研究と貢献を心に
6月は様々な講座が開かれたり、人がきた月であり、新入生が企画に所属しながら活動を始めた月でもありました。
倉庫整理
6/1に電技研の備品管理課の人たちで、ロボット技術室の倉庫の部屋を整理しました。




タイピング大会
6/5にタイピング大会を電技研内で行いました。5分間でできるだけたくさんの文字を打つか、750文字になるまでに打つのにどれぐらい時間がかかるのかについてを競いました。
個人の部の一位は、大槻 明日香さんで109秒残しでした。また、団体の部では顧問の先生方で平均が30秒残しでした。
みんな早い…


ソニー教育財団の人がお越しいただきました
6/13にソニー教育財団の方々がお越しいただき、電技研の活動を見学されました。




SHIBAURADAY 春
6/17にSHIBAURADAYで岩田先生の理工系パワポ作成術という体験会を電技研部員がTAとして参加しました。




今年度初の電技研会議
6/17に電技研会議を行いました。電技研会議とは、自分たちが今やっている企画の進捗、新入部員に向けての募集などをかけるもののことです。


岩田先生の授業にTAとして参加
6/22に芝浦工業大学の公開講座として「二足歩行ロボットプログラミング体験会」を行いました。


SHIBAURA GIRLS’DAY
6/23にSHIBAURA GIRLS’DAYに電技研が出展しました。
出展した企画:CAD講座、二足歩行ロボット講座、Vtuberになってみよう、動画編集講座、webページプログラミング体験、制作者に勝てるかな?unity競争、ロボカップ展示、ドローン操縦体験






7月
色々なことに挑戦
7月は、ロボカップの世界大会に参加したり、夏期講習に出展したりと、多くのことに挑戦した充実した月でした。
ロボカップ世界大会に出場
7/17にオランダのアイントホーフェンにてロボカップの大会あり、52ptで7位、(上位4チームが決勝トーナメント出場)またスーパーチームというチームで分かれる交流戦では、2位でした。
出場メンバー:岸 大遥、政田 和奏、網 飛雄





夏期講習
7/22、23に夏期講習でTAとして部員が参加しました。「制御系プログラミング講座」、「動画編集講座」を実施しました。
私自身も、この講座のTAで参加しましたが準備するのが大変でした…





羽田空港制限エリア内見学ツアー
7/29にバスに乗って羽田空港の普段は入れないエリアにツアーで入り貴重な体験をしました。
飛行機についてよく知らない私でも圧倒される凄さがありました。





8月
夏休み中の活動
私の場合、8月の夏休み中の活動はほとんどの部活の活動時間を夏合宿の動画に費やしてましたね…
結果的にはいい動画を作ることができたのでいい思い出です。
岩田先生の授業でTAとして参加しました
8/1に岩田先生が東京農工大学で担当している「情報教育法I」の授業に電技研が参加した。
参加した企画:Scratchワークショップ、ドローン制御講座、二足歩行ロボット講座、動画編集講座





電技研合宿
8/20、21、22に愛されるテクノロジーとスーパーコンピューターというテーマで電技研夏合宿を行いました。
1日目:東京駅から神戸駅へ移動し、神戸メリケンパークやバンドー神戸青少年科学館を訪れ、電技研流の人狼ゲームとイントロクイズを楽しみました。




2日目:パナソニックエコロジーセンター、神戸製鋼、スーパーコンピューター富岳の見学、ウェブサイトお使い競争と爆弾ゲームをしました。





3日目:橋の科学館と人と防災未来センターを訪れた後、神戸駅から東京駅へ帰りました。





9月
芝生祭の準備もありながら…
芝生祭の準備で忙しい時期でした。担当した企画でも当日に少しトラブルがありましたが、今では良い思い出です。
スペースプローブコンテスト
スペースプローブコンテスト2024に 井口 礼雄、大槻 明日加、高橋 優友、熊谷 侑大、神作 皓輝、岸 大遥が出場し、結果は社会人や大学生が参加した大会の中で4位を取ることができました。





2024年度芝生祭
9/28、29に芝生祭がありました。2024年度の芝生祭のテーマは「開花」でした。
電技研内での満足度は7.7という結果でした。
もっと改善の余地があるかもしれないので来年はさらに頑張っていきたいと思います。



























10月
一年の折り返し地点
10月はそれほど忙しくはありませんでしたが、部活と勉強に慣れ、程よい生活を送れるようになっていたと思います。
中学体育祭の部活対抗リレー
10/19に中学体育祭の部活対抗リレーに電技研が出場しました。
男子プライド部門では部活内で3位という結果を収めることができました。 アピール部門では電技研をロケットとはやぶさで表現し、それを身にまといトラックを走りました。


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夏合宿の爆弾ゲームの決勝戦
10/26に夏に行った電技研合宿の際にやった爆弾ゲームの決勝戦を行いました。
1年1組の小林 恋太郎さんが1位という結果になりました。



企画説明会
10/27に中学1年生、高校一年生(高入生)に向けて企画説明会を行いました。
説明をした企画:Vket、CTF、Scratchワークショップ、マイクロマウス、DGK SOUNDS、スペースプローブコンテスト、妖怪楼制作組合、合成音声制作、CPU製作、VRプロジェクト、レゴクレーン、杏仁の集い、RoboCup Rescue、RoboCup Soccer、動画編集しようの会、Ctrl+M+G


第二回目の懇親会
10/28に今年度第二回の懇親会を行いました。
広報課・備品管理課ではA4サイズの紙3枚を使用して橋を作り、最も荷重に耐えた橋を作ったチームを優勝としました。総務課・イベント課ではイントロクイズを行いました。




11月
新しい挑戦を
全体的に11月は、今までなかったような新しい挑戦を多くした月だと私は思いました。
タクシン大学附属高等学校の方に講座を実施
タイから日本に留学しに来ているタクシン大学附属高等学校の生徒20名に向けて4つの講座を行いました。
講座内容:二足歩行ロボット講座、動画編集講座、CAD講座、Scratch講座
英語が母国語でない私たちは、英語やジェスチャー、翻訳サイトなどを使ってコミュニケーションを図り頑張りました。タイから日本に留学しに来ているタクシン大学附属高等学校の生徒20名に向けて4つの講座を行いました。





SHIBAURADAY 秋
11/4に岩田先生の講座にTAとして参加しました。
SHIBAURA DAY秋が開催され、「理工系パワポ作成術」という体験会を実施しました。





SONY教育財団の方々がお越しいただきました
SONY教育財団の方々(男性:本田さん 女性:原田さん)にお越しいただきました。





Scratchワークショップを開催しました
11/9に豊洲図書館で第1回のScratchワークショップを開催し、小学生が多数参加しました。



OBOG会
11/16にOBOG会を開催し、まず現在の電技研の企画を発表行いました。その後、プチ芝生祭を実施し、OBOGの方々に芝生祭を楽しんでいただきました。最後に、OBOGによるQ&Aと発表を行いました。







4課合同の第三回懇親会
11/21に中学3年生がレクリエーションを企画しました。なんでも伝言ゲームを行いました。結果は「おおすみチーム」が優勝しました。





デジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」
11/23にデジタル学園祭「全国情報教育コンテスト」に井口礼雄、大槻明日加、高橋優友、熊谷侑大が出場し、CHINTAI様から企業賞を受賞しました。


12月
2024年、もうすこしで終了!
12月は部活の活動回数が少なかったですが、限られた時間でさまざまなことに取り組む必要があり、少し忙しい時期でした。
Scratchワークショップを開催しました
12/12にscratchワークショップを有明小学校で行いました。





12/14に女子向けのscratchの公開講座も行いました。





クリスマス会
12/23にクリスマス会を電技研内で開催しました。クイズ大会、プログラミングゲーム(?)、プレゼント交換会、サプライズプレゼント配布など行い楽しみました。

















1月
あけましておめでとう!
ロボカップジュニアが開催され電技研部員が参加しました。また、電技研として初の顔認証出席実験も始まりました。
ロボカップジュニア関東ブロック
1/15にロボカップジュニア関東ブロックに、電技研からサッカーオープンリーグ、ライトウェイトリーグ、エントリー リーグ、レスキューラインワールドリーグにそれぞれ1チームずつ計4チームが出場しました。
そして、出場した4チームのうち「Oi_DENGIKEN」と「BoeingDGK」がプレゼンテーションポスター賞を、「Soda_DENGIKEN」がロボカッパープレゼンテーションポスター賞を受賞しました。


Scratchワークショップを開催しました
1/18に豊洲図書館で第2回Scratchワークショップを開催しました。今回では2種類の好きなゲームを作ることができるようにしました。




2月
次の代に繋いで
2月に新課長と副課長が決まり引き継ぎが行われ、高校1年生が本格的に動き出しました。
第四回目の懇親会
2/15にそれぞれの課ごとに、1年間の振り返り、新課長、副課長をきめ、中学2年生が企画をしました。
広報課はkahoot!、総務課はイントロクイズ、備品管理課はNGワードゲームとワードウルフ、イベント課は人狼を行いました。






まとめ
2024年度を振り返って…
この2024年度を振り返って
「自分が成長できた所、一番上手くできたなという所、逆にこれは改善の余地があったなというところ、後輩へ一言!」
などのことを2024年度の部長、副部長、課長に聞いてみました。
今年一年を通して、僕が最も成長できたと感じるのは「責任感を持つこと」です。
僕は人生の中でミーティングはもちろんのこと、マイクを持って人前で話すこともありませんでした。そんな中、部長という立場になり、初めのうちは責任感が欠けていると指摘を受けることもありました。そのため、部長としての自覚を持てるよう、普段から指摘や失敗のメモを取るなど自分の気持ちを引き締めました。1番上手くできたこととしては、 「さまざまな考えや個性に配慮する」ということです。 去年度に感じたことを思い出しながら、どうすれば部員全員が自分の研究に集中できるのかやイベント時に迷わず行動できるのかを考えました。 また、カレンダーや学年リーダー・クラスリーダーなどの導入により、情報の伝達がスムーズになったと感じています。
一方で、改善点もありました。 日程調整が後手に回り、開催日を直前で変更せざるを得なかったり、本来土曜日に開催すべきイベントを平日に行うことになったりしました。その原因は、幹部内での情報共有不足や、事前に必要な日数を確保しなかったことにあります。これを防ぐためにも、事前に1年間の行事をリストアップし、余裕を持った計画を立てることが必要だと学びました。
後輩へ一言
電技研部長 山口悠太郎
何年生から電技研に入部しても時間はあっという間に過ぎてしまいます。貴重な今を大切に、これからも電技研ライフを楽しんでください!

この1年あまり積極的に部活に参加することはできませんでしたが、部長のサポートという役目は果たせたかなと思っています。部長不在時の代理や文化祭受付、合宿でのレク司会など、貴重な幹部としての経験を積むことができました。ただ、文化祭準備はもう少し幹部同士で話し合いの場を作ればよかったなと思ってます。
電技研副部長 総務課課長 小林功明
後輩へ一言
来年にはもっと装飾にこだわるように頑張ってほしいです。

今年度の備品管理課では、ロボ技の倉庫は昨年度より整理されていたものの、倉庫内の備品の配置が分かりづらいという課題がありました。一方で、ロボ技内の棚については、カッターステーションなどを導入したことで、備品の紛失が減り、現状を把握しやすくなった点は改善された部分だと感じています。
しかし、倉庫整理課の運営に関しては、役割分担がうまくいかず、作業が滞ってしまう場面が多く見られました。全体の優先順位を考えながら進めることができなかったため、今後は組織的に動ける体制を整えていく必要があると思います。
また、今年度の電技研では、全体のシステムをほぼすべて担当し、それらをスプレッドシートで制作していたため、関数を活用する機会が多く、結果としてスプレッドシートの活用力が向上しました。
一方で、電技研全体として計画性が不足しており、直前になって慌ただしく対応する場面が多かったことも課題の一つでした。
電技研副部長 備品管理課 緒方鈴太朗
後輩へ一言
計画に余裕を持って立て、焦らず、自信を持って行動してほしい

成長できたことは、人を動かすこと、運営することの大変さだ。いろんな考えをもっている部員が170人もいて、ああしようこうしようと会議で話してたのはいい思い出。
一番よくできたことは、広報課の運営だ。自分に自信のない私でも、これだけは誇れる。広報課全員で記事を書けたことと、サイトを見てくれてる人に飽きさせないように更新できたこと。山や谷がなく平たいことだけど、すごく大変だった。
改善の余地があったところは文化祭運営だ。準備日前までの詰めが甘く、前日の予行がぐだり、当日お客様の前で影響を出してしまった。仮説がすべてではなく、検証をすることが大事だと思い知らされた。あの場で企画の中止や、整理券を配布したのに体験を断ることになってしまったこと。悔やんでも悔やみきれません。
後輩に一言
電技研副部長 広報課課長 中台樹希
当たって砕けろ!何かにぶつかっても、自分の周りの時間は動いているぞ!とりあえず、進め!後悔するのはそれからだ!

今年度の良かった点としては、タイピング大会を先生にも参加していただいたり、オンラインでレクをやったりなど、昨年までとは少し違うレクをやれた点です。
また課員の皆さんには、アイデア出しや運営をしていただいたため、課内、そして部活全体で楽しくレクをすることができました。
今年度の反省点として、オンラインレクであまりリハーサルを行わなかったため、失敗してしまったことです。
後輩へ一言
イベント課 課長 大隅一輝
来年度のイベント課ではリハーサルを特にやっていただきたいなと思います。また、企画書は早めに作っていただき、早めにレクの準備に取りかかれるようにしてほしいです。

最後に
高入生として電技研に入部し、不安もありましたが、この1年で多くのことを学び、成長を実感できました。もうすぐ代になることに不安と期待が入り混じりますが、先輩方の姿を見て、その責任の重さを改めて感じています。来年度は学んだことを活かし、電技研をより良い方向へ導けるよう努めたいです。先輩方には心から感謝し、伝統を大切にしながら発展させるため、仲間と協力して頑張ります。
1年間ありがとうございました!