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電子技術研究部のニュースをご紹介します
ロボカップレスキュー 来年度に向けて
こんにちは。高校1年生、広報課の西牧です。
今回は、僕が所属しているロボカップレスキューのチーム、BoeingDGKの1年間の活動実績と、来年度に向けた意気込みを書き記していこうと思います!

大会の紹介
ロボカップレスキューラインは、ロボカップジュニア(RoboCup Junior)の競技カテゴリーの一つで、災害救助を想定したロボットの自律走行を競う大会です。
小型ロボットが災害現場を模したコースを自律走行し、障害物の回避や被災者(ボール)の救出を行う競技です。ライントレースを基本に、坂道、瓦礫、シーソーなどの障害を乗り越える技術が求められます。得点は走破能力や救助の正確さで決まり、プログラミングやロボット制御のスキルが競われます。
ロボカップレスキュー2025結果報告
ロボカップジュニアレスキューライン東東京ノード(11月16日)
結果: 優勝(25チーム中)
僕たちのチームだけ、救助コーナーでボールを救助することができて、1位という結果を取ることができました。しかし、2位のチームは、ライントレースが完璧だったので、ライントレースを完璧にするという課題が浮き彫りになりました。
ロボカップジュニアレスキューライン関東ブロック(1月12日)
結果: 総合第7位(14チーム中)
プレゼンテーションポスター賞 受賞
大会本番では、時間が足りなかったり、エラーが発生したりなどの問題が生じ、残念ながらいい結果を残すことができませんでした。大会前日まで、完璧だと思っていたのですが、本番、障害物をうまく乗り越えることができず、全国大会まで駒を進めることができませんでした。1位のチームは、ライントレースにミスが無く、競技全体で進行停止をすることがほとんどありませんでした。





来年度に向けた意気込み
今大会は私にとって3回目であり、チーム内の先輩にとっては最後の大会でもありました。「今年こそ」と力を合わせ制作したロボットで挑んだ大会で敗退してしまい、先輩を全国大会に連れていくことができなかったことを言葉にできない程に後悔し、悔しく思っています。 この大会で学んだことは実験の大切さです。なぜなら未発見のエラーが大会中に出てしまい、それが敗退してしまった大きな要因になっているからです。この経験を通じて、私たちは事前の準備の重要性を改めて痛感しました。特に、様々な環境下でのテストを行い、すべての状況に対応できるプログラムに仕上げることが必要だと感じました。 今まで応援、協力してくださった方々、本当にありがとうございました。今回の悔しさをバネに来年こそ全国大会へ進めるよう、これからも活動をを続けていきますので、引き続き応援よろしくお願いいたします!
清水蒼太(リーダー)
関東ブロック大会では7位という結果に終わり、全国大会に進むことができなかったため、とても悔しい思いをしています。来年度の大会では、基板のライントレースセンサーの数を大幅に増やし、より正確で安定したライントレースを実現しつつ、スピードも向上させた機体を作りたいと考えています。全国大会優勝を目指し、全力で頑張ります。
西牧幸隆
私は今回が初めての大会でした。大会にあった独特な緊張感には敵チーム同士で交流し学びあえるような雰囲気があり、相手チームとの会話やプレゼンテーションポスターなどから色々なことを学ぶことができました。今回の大会で学んだことを生かして次の大会までに準備をしていきたいです。
小林暖和
僕は、実際に大会に出てはいませんが、新しいメンバーとして、このチームに十分に貢献できるように努力していこうと思います。現在ロボカップレスキューでは、Arduinoを使った簡単なプログラミングを学んでいます。まずは、大会に出てしっかり機体を動かすことを目標としたいです。
丸山寛歩
最後に
今年の大会では思うような結果を出せず、悔しい思いをたくさんしました。さらに、3年間ともに活動してきた高校3年生の亀井先輩が卒業し、一緒に全国大会へ進むことができなかったことも、とても残念です。今回の大会で得た経験を生かし、来年度は全国大会優勝を目指して頑張ります!