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作曲企画プレゼンツ ~DGK SOUNDS式作曲のすゝめ~ 初心にも分かりやすく
まず最初に言っておきます。
どれだけ理論を学んでも作曲は進みません。作ってみましょうとは言ったものの、どう作れば良いかなんてわかりませんよね?ということで今回は簡単な理論だけ教えておきます。

1.コード理論
基本的にコードとは高さの異なる2つ以上(基本的には3つ)の音を重ねた和音のことです。

コードを並べていくことで曲の基礎部分ができ、このコードの並びのことをコード進行といいます。

コード進行は自分で作ることもできますが、五度圏についての解説など必要な知識が多いため、今回は使いやすいコード進行をいくつか紹介していきます。
王道進行(Ⅳ-Ⅴ-Ⅲm-Ⅵm, IVM7–V⁷ –Ⅲm⁷ –Ⅵm)
基本的になんにでも使える万能コードです。うちの企画でも多用しています。 主にJ-popやボーカロイド曲、アニソンなどに使用されることが多いです。 代表曲: God Knows…,シャルル

小室進行(Ⅵm-Ⅳ-Ⅴ-Ⅰ)
小室進行は小室哲哉さんが多用したことからこの名前が付けられました。 主にJ-popやボーカロイド曲に使用され、エレクトロ系の曲と相性が良いとされています。 代表曲: 愛唄, フライングゲット,千本桜

カノン進行(Ⅰ-Ⅴ-Ⅵm-Ⅲm-Ⅳ-Ⅰ-Ⅳ-Ⅴ)
感動的な曲に使用されるコードの代表格で、大体これを使っておけば感動的になります。代表曲:カノン,マリーゴールド,ハレ晴レユカイ

2.メロディーライン

メロディーラインはその曲自体を印象付ける大事な要素ですので、ここは理論など関係なしに自由に作っていただきたいのが本音ですが、さすがに知識がない状態でいきなり作れと言われても難しいですよね?
そこで今回はメロディーラインに関する要素を説明していきたいと思います。スケールスケールはいろんな種類があります。スケールでは音楽全体の雰囲気をつかさどります。ここに上げるには多すぎるので各自で調べてみてくださいメロディーの動きメロディーの動きも曲の雰囲気に関係しています。上下の動きが多いと激しい曲に、逆に少ないと穏やかな曲になります。

3.オートメーション/エフェクト
オートメーションやエフェクトは曲に深みを持たせたり盛り上がる部分を強調したりするのに使われます。基本的に扱いが難しいのでOTTをさすだとかゲインをかけるだとかいう前に自分の納得いくきょくを作ることから始めてほしいですが、どうしても使いたい場合は強調したいところやその前後、曲の始めなどに使うといいでしょう。

4.DTMにおける課金の優位性について
結論から言います。まともにメロディー作れないなら課金は意味がないメロディーが作れるようになってからなら音質の向上や曲の深みを出すなど優位性が出てきますが、無理をして買うほどのものではありません。メンバーのO氏によると、DTMで課金するなら最初にシンセを買うのがおすすめだそうです。


