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電子技術研究部のニュースをご紹介します

顧問ブログ感想レポート from 広報課

2025/07/31

こんにちは!広報課副課長の烏田です。

部員の皆さん、日頃から顧問ブログはチェックしていますか?
実は、7月21日から28日まで岩田先生が毎日投稿してくださっていました。
今回は、広報課の課長である弓削と副課長である烏田が毎日のブログごとに感想をまとめました。

私達の考え方や部活の様子がわかるかもしれません。ぜひご覧ください!

7/21 新しいことをしなければ衰退する

7月21日のブログを読んで感じたのは、主に新しいことに取り組む際の心構えについてです。実際に私もさまざまなことへチャレンジしていく中で、無意識のうちに多くの感情や気づきを得ていました。しかし「それを言葉にしろ」と求められると難しく感じていたところ、岩田先生の記事を通じて、前に進むためにどのポイントを意識しながら行動すれば成功に近づけるのか、また事前にどの観点で準備すればネガティブではなくポジティブに考えられるのかを改めて再認識できました。この学びは勉強をはじめとする日常生活にも応用できると感じています。さらに、この学びを胸に、今後の挑戦でも前向きな第一歩を踏み出していきたいと強く思いました。今後はブログで得た学びをメモに残し、定期的に振り返りながら実践していこうと決意しました。

弓削

私は新しいことをしなければ衰退するという点についてとても共感しました。最近の自分のワークショップを振り返ると、現状新しいことができていません。今のリピーターは参加回数が最大 2 回なので、シューティングゲームともぐらたたきのテキストで補えていますが、豊洲図書館で繰り返し参加していただける受講者さんのために新しいテキストを作る必要があると考えています。また、公開講座との差別化も図らなければならないため、新しい形を実験しながらワークショップをより良いものにしていきたいと思っています。来年度の部活の運営においては、部活に来たくなるような仕組みづくりを考えて、より電技研を持続・発展させていけるようにしたいです。

烏田

7/22 自分でまずやってみるとは?

7月22日のブログを読んで印象に残ったのは、そこに示されていた考え方がデザインや映像といった、まさに私が現在研究している分野にも通じるという点です。私が映像を制作する際は、まず絵コンテにどのようなアニメーションを作りたいのかを落とし込み、その後ダビンチリゾルブなどの編集ソフトで組み立てます。うまくいかなければ修正点をメモに書き出し、再度作り直すという工程を繰り返しながら、徐々に作品をブラッシュアップしていきます。岩田先生が設計について語っておられる内容は、7月21日の記事と同様に私生活へも応用でき、人生をより豊かにするヒントだと感じました! これからは制作の裏側も丁寧に記録し、次の作品づくりへ活かせるようなサイクルを構築したいです。

弓削

私は普段、テキストを作るときに既存の資料を見るのではなく、1 からデザインと構成を練り直すようにしています。毎度のワークショップでよかった点と改善点がそれぞれ多く出てくるからです。これは今回の先生のブログの内容である「何度も検証してみる」ということに通づると考えています。私は画面の中や人の体験の中だけで自分の作ったものが止まっていて、それが現実になるような活動はできていません。しかし、「やってみれば少なくともなにかしらの結果が出る」という考えのもと私は活動しているので、その出た結果に応じて臨機応変に対応することができていると考えています。

烏田

7/23 迷うというのはポジティブなこと

7月23日のブログで学んだのは、迷ったときにどのような思考プロセスで結論を導くかという点です。これは非常に参考になりました。私自身が悩みを抱えた際には「何をすれば解決できるのか」「どうすれば最善なのか」といった抽象的な問いを自分に投げかけ続け、結局答えが出ず諦めてしまうことが多々あります。岩田先生のように、予め自分のモットー(信念)を確立しておくことで、必要以上に深く考え込まずに即決断ができるようになるのではないかと思いました。また「迷っている自分を楽しむ」という視点は、私が散歩をしながら感じていることと重なるため、この考え方を応用し、今後は迷いを晴らしていけたらと考えています! 加えて、散歩で浮かんだアイデアをノートに書き留め、迷いを解くヒント集として活用してみるつもりです。

弓削

自分の行動を思い返すと、私は即決することが多いです。それは、衣類などに対する「特にこだわりがない」というのか、電技研の活動に対する「本当にそれで対象の人が楽しいか」という自分の考えがもとになっているものだと考えました。衣類などは特にこだわりがないのでそもそも迷うことがありませんが、電技研の活動ではワークショップであれば受講者さん、運営であれば部員がどのように感じるかを意識して決断するようにしています。しかし私は、まだまだ利己の部分で決定している部分が多いので、利他の得を意識して今後は意思決定をしていきたいと思いました。

烏田

7/24 電技研の様々な課題

7月24日のブログを通じて気づかされたのは、課題は“見える化”し共有しなければ解決しないという当たり前でいて難しい事実です。特に共感したのは「メンバー間のモチベーションの温度差」という課題でした。私の企画でも動画を共同制作する際、モチベの高低によって活動時間や作品へ割く時間に大きなばらつきが生じています。加えて、自分では気づいていない問題も数多く潜んでいるはずです。だからこそ「面倒だから」と逃げず、言語化して課題を可視化する必要性を痛感しました。今後は小さな違和感も放置せず、ホワイトボードやスプレッドシートに書き出して整理する習慣を身につけたいと考えています。ひとつずつ課題を言語化し、チームで共有してこそ次の大きな成果へとつながるはずだと強く感じました。

弓削

私はこの挙げられている課題の中で一番身にしみて感じているのが「なんでも自分だけでやってしまう」というところです。私は、基本自分でやったほうがほかの人にやってもらうより質が上がると思っているので、あまり人に仕事を振ることができていません。でも、これは自分の技術を後継してくれる人を自分が育てられていないのが原因だとわかっています。すべて自分でやってしまうのではなく、後輩とコミュニケーションを積極的にとって自分の技術を継承していけるようにしたいと思っています。そのためには、まずは後輩を信頼してみることが重要だと考えています。初めから人を信用することはとても難しいのですが、チャレンジしていきます。

烏田

7/25 電技研部員は、スタミナがない、壁に弱い

7月25日のブログから受け取ったのは、「体感し肌で感じること」の大切さです。私も常々この意識を持っています。映像やアニメーション制作ではテンプレートに頼らず、効果を自分で組み合わせキーフレームを打ち込み、一から作り続けています。一見遠回りに見えるこの作業が、内容を深く理解しているからこそ場面ごとに最適な対応ができるとという強みを生み出していると実感しています。一方、岩田先生が示された「しつこさと粘り強さ」は、私にはまだ不足していると痛感しました。このブログを読んだことで、作品づくりにおける粘りをさらに意識し、新たな視点を得ることができました!! 今後は粘り強さを養うために制作過程を定点観測し、試行錯誤の履歴を可視化する工夫も試してみるつもりです。

弓削

私は壁にぶつかると、それをうまく避けて通ろうとする癖があると感じています。ほったらかしにして、いいように最終的にはみえるものでも、自分のなかで妥協点があることが多いです。私は納期ギリギリにやって妥協点が多く出てきているため、計画性と忍耐力を付けていきたいと思いました。特に、テキストでは「もっとここに豆知識を入れたかった」や「もっとここのデザインをこだわりたかった」という妥協が本当によく出てきます。面倒なことを避けるのではなく、初めから計画性を持って行動すれば壁にぶつかっても余裕をもって対処できるのではないかと考えています。

烏田

7/26 知識やスキルよりも情熱

7月26日のブログから学んだのは、自己中心的に動いていると周囲はついてこないという事実です。自分のことだけを優先し、作品や活動に十分な時間を費やさない場合、他者の納得を得にくいという点に深く共感しました。中学生時代、手を抜いて作った研究発表資料が不評だった一方、寝る間を惜しんで仕上げた資料は高評価だった経験があるからです。とはいえ、時間をかけた作品よりも簡単に作った作品が評価されることもあり、ユーザーが何を求めているのかをリサーチし探究する重要性も痛感しています。今回の記事で、努力と情熱に加え、相手視点で価値を考えることの大切さを再確認しました。まずはリサーチとヒアリングを徹底し、ユーザー視点と自分の情熱を両立させる方法を探りたいと考えています。

弓削

ワークショップという多くの貢献ができる活動をしていると、地域の人たちとのかかわりがいかに大切かが自分でも目に見えてくるようになってきました。自分たちが情熱をもってプレゼンをすれば、相手側も私たちに興味を示してくれるし、その先で一緒に活動していけることが多いことがわかりました。自分が活動するときにただただ「作業」としてやっている節があるのですが、ここを「貢献のための準備」というふうに自分で理解して、自分の全力をささげることができればよりよいワークショップや地域貢献ができるのではないかと考えています。たとえば、豊洲図書館の場合は何度も安宅館長や小野さんと話を重ねていく上でお互いを理解して信頼できるような関係になれているのではないかと思います。

烏田

7/27 むしろ、デメリットとリスクを理解しているか?という視点

7月27日のブログでは、メリットだけでなくデメリットやリスクを先に示し、自分なりの対策案を添えることで信頼を得やすくなるという学びがありました。私も部活や友人との企画で良い面ばかり強調して空回りした経験があります。相手が抱く不安や懸念を先に共有し、それに対する改善策を合わせて提示することで、議論がスムーズになり意見を聞いてもらいやすくなると感じました。また「本当に良いものほど反応が無い」という視点は衝撃でしたが、評価を求めすぎず作品を楽しむ姿勢の大切さを再認識するきっかけになりました。今後はネガティブ要素を整理し、対策と想いをセットで伝えるクセを定着させたいです。学んだアプローチを発表資料や日常の会話でも実践し、信頼を得る場面を増やしていきたいと感じました。

弓削

私はアイデアを出すときにメリットとデメリットを挙げることはできています。でも、リスクをあまり考えず、先走って失敗することが多いです。リスクを考えるよりも動いた方がよいと思ってしまうので、何度も同じミスを繰り返してしまいます。そういうときは、一度立ち止まってみて冷静に考えることが大切だとわかりました。これからは、同級生と話すときにも、自分の意見に本当にリスクはないか?という客観的な視点をもって議論していきたいと思います。

烏田

7/28 好奇心のアップデート

7月28日のブログで特に響いたのは「好奇心のアップデート」の重要性です。部活の時間が限られている今だからこそ、自宅やZoomでできることに全力を注ぎ、普段読まない本や行かない場所など新しい体験を積極的に増やすべきだと感じました。先生がPythonで流体シミュレーションに挑戦している話に触れ、「好奇心こそエンジン」という言葉に大いに勇気づけられました。また、失敗を“成果物”として大量に生み出すことで心に弾力性と柔軟性が生まれるという考えは、学習や趣味においてもぜひ取り入れたい視点です。これからは「やってみたい」を後回しにせず、体験を自分の中にダウンロードしてインストールしていくつもりです。日々の好奇心をカレンダーに記録し、小さな挑戦を積み重ねることで自分の世界を広げていくと誓いました。

弓削

私はこの夏休みの間に 3 つのことをしようと考えています。1 つ目は展覧会に行ってみるということです。私はデザインに興味を持ち始めてから、〇〇展に行けていることが少なかったです。今年の夏はすでに 2 回行くことが決まっているので、あらたな知見を得て自分の活動に生かせるようにしたいと思っています。2 つ目は友達と作業をするということです。普段は一人で音楽を聴きながら作業をしていることが多いですが、これだと自分の中から出てくるものしか活動に反映させることができません。家にいる間でも友達と意見を交換しながら活動をしていきたいと思っています。3 つ目は勉強をきちんとやることです。今年の一学期は部活と勉強の両立をテーマにして生活していましたが、部活の方の負荷が大きすぎて体に支障が出てしまいました。パソコンを使いすぎるのではなく、きちんと計画性をもって勉強もしていきたいと思っています。

烏田

最後に

いかがでしたでしょうか。長くなりましたが、今回は広報課の課長・副課長の感想を紹介しました。
みなさんもぜひ、顧問ブログを読んで自分を思い返してみてください。
自分にとって面白い発見があるかもしれません!

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