待つという楽しみ

僕は、アイロンをかけるのは割りと好きで
ハンカチにしてもYシャツにしても決めた順番に要領よくかけています。

それと、僕はサウナが好きです。

みんなには、あんまり馴染みはないと思いますが、かれこれお世話になってもう20年以上経ちます。

ゆっくりと体を温めて、汗を流して、冷たい水に浸かります。

この瞬間のなんとも言えない時間。

アイロンにしてもサウナにしても、なんとも言葉にはできませんが、カタチもココロもカラダもトトノウわけです。

ゆっくりと深呼吸をして、アイロンの熱が高まるのを待つ。

サウナでも約12分間、目を閉じて、何も考えずに待つんですね。

旅行に行く前の準備がワクワクするように、待つという時間にも何か、楽しい何かが潜んでいる気がします。

みんなは、何かを待つ楽しみを持っていますか？

先日、OBOG会でたくさんの卒業生と会いました。本当に嬉しい、楽しい、時間でした。

たくさんたくさん話を聞けました。

ブログ、読んでます。なんて声をいただき、嬉しかったです。
今回は、OBOG向けに書いてみました。

OBOGのみんなへ

ゆっくりと歩いていいんだよ。
立ち止まることは怖くないんだよ。

風景をみて、空を眺めてみて。
何か新しい発見があるかもしれない。

そんなに全力を出さなくてもいい。
自然だって全力なんて出してない。

肩の力を抜いて、大丈夫だから。
全部抱え込まなくていいんだよ。

抱える前に口に出したらいい。

また、会おう。

僕はいつでもここにいるから。

また、OBOGだけでなく、
今の生徒たちも、これを読んでいただいている皆さんも、
それぞれの場所で、ゆっくり整えていきましょう。
立ち止まる時間が、道をつくります。