ADVISOR
顧問の先生方の頭の中...
問います。電技研で、何を成し遂げますか?
昨年度も多くの生徒が電子技術研究部の門を叩いてくれました。
中学1年生から高校3年生まで179名。しかし、私たちはあえて現実と向き合います。
年間を通して、本当に179名全員が日常的に活動していたのか?
ここに、これからの電技研の覚悟があります。
私たちが部員やプロジェクトの話をするとき、必ず尋ねることがあります。
それはシンプルです。
1)「目標はあるか?」その目標に向けて、どのような準備をし、どんな計画を立てているのか。
2)実験計画はあるのか。
3)必要なものは何か。
4)誰がどの役割を担い、それはチームとして機能しているのか。
5)さらに、それが電技研の理念と部訓に沿っているのか。
ここまでを問い続けます。
やりたい気持ちは大切です。しかし、非建設的な「やりたい」では意味がありません。
目標に対して振り返りができなければ、成長はありません。成長がなければ、それは活動とは言えません。
電技研の活動はシンプルです。入部したからといって、トップダウンで「これをやりなさい」とは言いません。
自分から動くしかありません。企画体験に参加するのか。先輩に声をかけ、一緒に活動するのか。
仲間と新しいプロジェクトを立ち上げるのか。選択肢はいつも開かれています。しかし、選ぶのは自分です。
そして、電技研には明確な条件があります。
1)大会・コンテスト・コンペティションに出場すること。
2)そこで得た経験やスキルを、どんな形でもよいので社会に還元すること。
地域への発信でもいい。後輩への指導でもいい。誰かのために使うことが求められます。
それが、電技研の「研究と貢献」です。
正直に言います。
本気でやっている部員が大半だからこそ、「所属しているだけ」という状態は、周囲に影響を与えます。
楽をするための所属や、名前だけの参加は、この場所の価値を下げてしまう。
それは、真剣に取り組んでいる仲間に対しても、失礼なことです。
だからこそ、今年度から新たな一歩を踏み出します。
入部届と同時に部長宛に「目標申告書」を提出してもらいます。もちろん、体験会も講座も開催します。
また、学期ごとに中間報告書も義務付けます。自分で立てた目標に対する進捗と振り返るためです。
やりたいことが不鮮明であれば、目標申告書の受理は遅れます。
これは管理のためではありません。むしろ、信頼して任せるためです。
自分は何を成し遂げたいのか。どこに挑戦したいのか。
それを言葉にできるかどうか。そこから、すべてが始まります。
電技研は、「いるだけで何かが得られる場所」ではありません。
しかし、「自ら動く人にとっては、どこまでも広がる場所」です。
やることは違えど、情熱や成し遂げたい温度感は共有したい。
芝浦&電技研愛が溢れる部活にしたい。僕はこの芝浦電技研が大好きです。
僕らは勝つことが目的ではなく、成長することが目的です。
中学、高校、大学というスパンではなく、社会人になったときに、
ここでよかった、とそう思える部活にしたいだけです。
もし、まだ迷っているなら、無理にここである必要はありません。
自分に合う場所で、自分らしく取り組むことも大切です。
その上で、「ここでしかできないからやる」と思える人と、
これからの電技研をつくっていきたいと考えています。