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顧問の先生方の頭の中...
結論から話してください
実はですね、年間でかなり多くの企画が僕のところに来ます。
ノックが聞こえます。
「どうぞ」と言います。
扉が開くと、少し緊張した表情。
手には資料。
深呼吸しているのがわかる瞬間もあります。
そのとき、僕は決まってこう言います。
「説明してください」
そして、もう一つ。
「この説明に、何分必要ですか?」
ここで、あることを見ています。
それは、
「結論から話せるかどうか」と、
「自分の話を時間で捉えられているか」です。
前置きが長いと、途中で止めます。
「先輩に聞いてきてください」と。
少し冷たいと思われるかもしれません。
でも、これは理由があります。
社会では、
結論が先に来ない話は、聞いてもらえないからです。
そしてもう一つ。
時間を意識できない話も、最後まで聞いてもらえません。
どんなに良い内容でも、
伝わらなければ意味がない。
だからこそ、順番と時間が大事なんです。
そしてもう一つ、見ていることがあります。
それは、
練習してきたかどうか。
話し方、間、視線。
それで、だいたいわかります。
練習してきた人の言葉は、届きます。
準備してきた人の話には、重みがあります。
これは、たくさんの前での発表でも、
一人に対するプレゼンでも同じです。
全員が、必ず聞いてくれるとは限りません。
だからこそ、練習が必要です。
熱意があるなら、練習をする。
練習をすればするほど、言葉は研ぎ澄まされていきます。
無駄な部分が剥ぎ取られ、
本質だけが残る。
逆に、準備が足りないと、
どこかで言葉が止まる。
僕はそこで、
「今日はここまでにしよう」と判断します。
厳しいですか?
厳しいと思います。
でもこれは、
突き放しているのではありません。
「伝わる力」を身につけてほしいからです。
アイデアがある人は、強い。
でも、伝えられる人は、もっと強い。
その差が、未来を変えていくと、僕は思っています。
だから今日も、同じことを言います。
「結論から話してください」
そして、
「この説明に、何分必要ですか?」
時間を語れない話は、伝わらない。
これは、僕自身の経験から、何度も確かめてきたことです。
本気というのは準備にでます。